2004-12-01から1ヶ月間の記事一覧

なだれこみ新年

せっかくなのでこの日記で一年を振り返ろう。 と、思っていたのだが、あれこれやっているうちに午前0時を過ぎ──。 いつのまにか新年になっている。 しずかだ。 除夜の鐘も聞こえず、テレビのカウントダウンも見過ごした。 家族は年をまたぐことなく、とっく…

辞年の句

遅れに遅れて、ようやく年賀状の準備に着工。 独立して最初に出す年賀状なので、そのご挨拶を兼ねていろんな方に出そうとしたら……かなりの数になってしまった。 結局、発送リストをつくるだけで一日が終わる。 あと20時間で、2005年がやってくる。 今年中に…

初積雪

久しぶりに雪が積もり、ユーミンなんて聴いちゃったりなんかしながら東京へ。 昨日観たばかりの『真夜中の弥次さん喜多さん』に出演の、柄本佑さん取材。 顔も似てるが、茫洋とした様(さま)や仕草もお父さんとそっくり。 呆然とする。 柄本明さんの遺伝子…

ヤジキタ in クド監

完成したばかりという、宮藤官九郎さんの初監督映画『真夜中の弥次さん喜多さん』を拝見。 しりあがり寿さんの漫画が原作とのこと。 でも、観た感じの肌触りは、『木更津キャッツアイ』などの宮藤オリジナル路線に近い印象。これから原作を読んで比較してみ…

子供付き年賀

プライベート用の年賀状の発送作業。 まさか自分が、子供の写真を配した年賀状を送ることになるとは……。 恥ずかしいので、デザイナーの持田さん(「映画監督になる'04」の表紙をデザインしてくださった方)にお願いして、ソフィスティケート(?)してもらう…

僕の彼女を紹介します

「ピクトアップ」の忘年会に、新宿へ。 去年まではこの雑誌の編集部員だったのでもてなす側だったが、今年は、もてなされる側。 といっても、去年までもたいしてもてなしたこともなければ、今年も、あんまりもてなされた感じがしない。 それでも、気持ちはす…

からまる陽水

井上陽水は、いったん体に絡まると、なかなかほどけない。 彼のしゃべり同様に、ねばっこい。 NHK衛星の井上陽水トリビュートの番組を観る(NHK衛星第2)。 トリビュートだけに、彼をリスペクトするミュージシャンがたくさん出演。 平原綾香、一青窈、UA、…

クリスマスのある教会

クリスマスになると、にわかに教会に行きたくなる。 西の果て、南蛮渡来の文化の地に生まれたため、親族一同キリスト教。 いわゆる「隠れキリシタン」の末裔らしく、祖父母の実家には、キリストが象られた「踏み絵」が残っていたりした(教科書で見たものが…

シキタリ

デパートへ行く。 出産祝いをいただいた方々へのお返しを買いに。 不思議なやりとりだな、と思う。 「御祝」として金品を送っていただき、その半額程度を使って品物を買い、「内祝」として返す。 だったら「最初から半額でくれ」と思わなくもない。 ニッポン…

ばかの輝き

このセリフを、日に何度口にするかわからない。 「ホントにかわいいねぇ、ウチの子は」 親ばか街道まっしぐら。 まさかまさか、自分がこんなふうになるとは……。なぜ、かわいいと思えるのか。 それは、きっとばかだからだ。 ばかというとかわいそうだけど、赤…

初買い物。

「漫画アクション」で、横田めぐみさんの拉致事件を描いた漫画が連載されるという。 そんなことを漫画にするなんて! ……と思ったら、原作と監修は、めぐみさんの父母だった。 かなり面食らう。 「帰ってきたら、こんなふうに漫画になって載ってたんだよ、と…

「ピクトアップ#32」発売

気がつくと、もう今年も10日あまり。 年賀状など、やるべきことはたくさんありつつ、それが雪だるま式にたまっていく毎日。 気がつくと「ピクトアップ」12月18日号、発売日が過ぎてました。関わったのは、まずは、J Storm(ジャニーズ事務所)が製作・配給す…

私的CMランキング2004

今年はCM不作の年だった。 CM総合研究所の2004年CM好感度の年間ランキングなるものを見ても、新鮮なものを感じない。 1位がサントリー「アミノ式」で、去年から続いている「♪燃焼系、燃焼系、アミノ式」のシリーズ。 2位も、そろそろ「もういいよ」と…

工業デザイナー・深澤直人

ここ1年くらい、「デザイン」がマイブーム。 「infobar」がきっかけなのだが、今日はそれを作った、工業デザイナーの深澤直人さんがテレビに。 NHKの『プロフェッショナル』という45分番組で、彼は初めてのテレビ出演とのことだった。 「infobar」購入以来…

デザイン家電、来たる

1年前に、ケータイをauの「infobar」にして以来、モノのデザインと、その作り手に興味を持つようになった。 今日は、made in イタリー、な逸品がウチに。 エスプレッソマシーンなどで有名な「デロンギ」のオイルヒーターで、家人がネットで購入したものだ。…

『恋は五・七・五!』『MAKOTO』

2本試写をはしご。 まず、PFF出身で今年『バーバー吉野』でデビューした監督・荻上直子さんの新作『恋は五・七・五!』。 恋は五・七・五!……なんだかすごいタイトルである。勢いがあるというか、ほとんど投げやりな感じもしてなんだか可笑しい。 劣等生の…

ドラマ、学校と病院

I誌編集部の方に時間をいただき、会いにいく。 子犬ようにフルエながらも、先方に助けていただき、なんとかすこしお話ができた。 でも、もっと自分をアッピールできるようにならなくては。。。 もうオトナだし。30代だし。子持ちだし──。そんなオトナも、『…

北の零年、カナリア、相田みつを美術館

行定勲監督・吉永小百合主演の『北の零年』、塩田昭彦監督『カナリア』を観る。 『北の零年』は、さすが15億の超大作。3時間近くもあり、お腹いっぱい。豊川悦司がグッド。 『カナリア』は切れ味するどい、イタイ映画。塩田氏の最高傑作かも。 その合間に、…

残念!父親侍のうた

子供のいる生活になって1週間。 泣く子をあやし、おむつを換え、子供が寝ているすきに家事(掃除、洗濯、料理、食材の買い出しなど……)。 主夫のように生活を営みつつ、本当にあっという間に過ぎた。 「主夫のように」ということはココロ秘かに望んでいたこ…

便所の人、相田みつを

相田みつをブームなのだろうか。 このあいだ本屋のレジ前で「相田みつを美術館」の割引チケットを見かけた。 かつてブームになったころは特になんとも思わなかったのだけど、そのとき、なぜか思わず、チケットに手がのびていた。 原因は、家人の実家のトイレ…

フォークの季節

NHK衛星第二の『生放送!シンガーソングライター・不滅の名曲集』という4時間特番をちら見。 久しぶりに友部正人さんの『一本道』を聴いてちょっとウルウルする。 九州の学生時代に、新宿の紀伊国屋書店まで来て、彼の詩集を買ったことを思い出す。 五輪真…

初笑い?

子供のようなきれいな瞳だね。 なんてたとえられるけど、実際、赤子の目は驚くほど濁りがない。 目は口ほどに物を言う、とすると、ココロがきれいということになる。 その目が、最近ちゃんと見えているらしい。 私が動くと、赤子の目も動く。 そして今日、ベ…

『座頭市』

嘘は、大きい方がいい。 特に映画などは、大きい嘘があった方が、より多くの人に届く気がする。ずっと観れていなかった北野武版『座頭市』を観る。 まず時代劇ということで大きな嘘(フィクション)。 さらに、どちらかというと「静」の映画作家である彼が、…

『アメリカの夜』

もうすぐ公開の映画『約三十の嘘』に出演している6名の俳優さんの取材のとき、いくつか別の雑誌の方々も取材に来ていた。 そのうちの一誌が本屋に並んでいたので、購入。 同じ素材を、他の人はどう書いたのか……。 拝見すると、似ている部分もあれば、違う部…

写真集をつくる

写真家TS氏と写真集をつくることになった。 正式に言うと、まだ出版社など決めていないので「作ることにした」。 今の日本を代表する役者やミュージシャンを被写体にしたものになる予定。 半年以内には出したい。

親子三人水入ります

12月というのに、最高気温25℃。 どうかしている。親子三人水入らず(?)の生活が始まる。 水入らずというとなんだか平和な響きだが、実際はそんな生やさしいものではなく。 昼も夜もなく赤ん坊は泣き叫び、授乳したりあやしたり。洗濯したり食事作ったり沐…

20年の1日目

出産後、実家へ里帰りしていた家人と息子がついに我が家へ。 里帰りとはいっても同じ市内。 なので、歩いて迎えに行き、実家の車をお借りして連れ帰る。 同時に、ベビーベッドやベビーバス、肌着、服、おむつなど、引っ越しのような大荷物も我が家にIN。 家…

隣人13号、雨よりせつなく

朝、はじめての出版社へ。 緊張で、取材のとき以上に、子犬のようにフルエル。 コメント力は、まだまだついていない。 午後からは、試写で映画を2本拝見。 ひとつめは、春に渋谷シネクイント他で公開の『隣人13号』(原作/井上三太 監督/井上靖雄)。 中…

力のつく本

「力」のつく本を、最近読むことが多い。 ちょっと前に読んだのは、赤瀬川原平さんの『老人力』。 今読んでいるのは、齋藤孝さんの『コメント力』。 老人力はあまり役に立たなかったが(そこが面白い)、コメント力はてきめんに役に立ちそうだ。 すごい勢い…