『アメリカの夜』

もうすぐ公開の映画『約三十の嘘』に出演している6名の俳優さんの取材のとき、いくつか別の雑誌の方々も取材に来ていた。
そのうちの一誌が本屋に並んでいたので、購入。
同じ素材を、他の人はどう書いたのか……。
拝見すると、似ている部分もあれば、違う部分も大いにあって……インタビュアーが代われば、答える人のコメントはずいぶん変わるものなのだなぁと改めて実感。
勉強になる。

勉強しなくては、と思い、今まで避けて通ってきた古典的な映画を観てみる。
今日は、トリュフォーの『アメリカの夜』。アメリカの夜 特別版 [DVD]
少し前に取材した映画監督の口からこの映画タイトルが出ていたので気になっていた作品。
もっと落ち着いた映画だとばかり思っていたら、喧噪的な作品だった。
途中、喧噪についていけずにちょっとウトウトしてしまったが、三谷幸喜さんの舞台で映画にもなった『ラヂオの時間』に近いと思った。舞台裏の人間模様という意味では、これまた三谷さんの『ショウ・マスト・ゴー・オン』に似てる。
三谷さん、実はトリュフォー好きだったのだろうか?