弱点は、余命モノ

今日も新ドラマを拝見。
ほとんど期待なしに見たけれど、これは傑作になるかも──というのが、
岡田惠和さん脚本、菅野美穂玉置浩二主演の『あいのうた』。


最近でいえば『僕の生きる道』『ラストプレゼント』などの、いわゆる余命モノ。
それを岡田さんが書くとこうなる、という温かげな物語。
いままで岡田さんが組んできたような演出家が撮ると生暖かくてちょっと微妙になってしまいそうだけど、演出の大谷太郎さんという人が低温で、絶妙な良い温度にすることに成功しているような気がする。


大谷太郎……どこかで見たことがあるなと思ったら、三上博史浅野温子のサスペンス・ホラー『共犯者』で10話すべてを演出してた人で、「この人はすごい」と思っていた人だった。
堤幸彦さんと並んで映像的に突出した才能だと思う)
視聴率はどうかわからないけど、これは傑作になる可能性アリと見た。


それにしても、私が余命モノに弱いのはなぜだ。