思えば演劇から来たもんだ。

演劇大宮エリー第一回公演「GOD DOCTOR」の制作発表へ。
こういう会見の場って、苦手だしあまり好んではいかない。
しかも「どうぞ」と言われた席が一番前だったので、始まるまではかなり気が重かったのだけれど、
今回は、大宮さんや出演者のみなさんのキャラクターもあり、何度も吹き出して楽しませていただきました。
桜の木の満開の下、なんだか妙な会見でした。


演劇かぁ。私の出発点です。
演劇ぶっくという雑誌の編集者からスタートしたので。
そこから10年ちょっと。
思えば遠くへ来たもんだ、です。
今じゃもう、何の人だかわからない。
4/1発売の「Pen」では「靴と鞄」特集に参加させていただきました。
まさか自分が靴と鞄についての記事を書くことになるとは……。
少し前ですが2/15発売では「紙」の特集で、書道家武田双雲さん、絵本作家のささめやゆきさん、画家の池田学さんへインタビュー。装丁家の坂川栄治さんとアートディレクターの北川一成さんの対談ページも。
イラストノート」では安西水丸さん、「リアルデザイン」ではブックディレクターの幅さん、「クリエイターになる」では森本千絵さんやチャットモンチー……。
そして今は、人間じゃない人の取材をしています。
知らない世界を知っていく、知らない人に会う。
それが楽しいので、もう少し流されてみようと思います。