30からの成り上がり?

五反田にあるIMAGICAで打ち合わせ。
映画やCMのフィルム現像から編集、試写まで行える日本でも数少ない会社で、ここに行くと監督やら俳優やら、有名人とよくすれ違う。
今日は、やけに背の高い男の人がいるなぁと思ったら、阿部寛さんだった。


夜、ビデオに録ったままずっと観れていなかったNHKの番組『永ちゃん』を観る。
矢沢永吉とそのファンの人たちに、作家の重松清さんが会ってインタビューするという45分くらいのドキュメント。
私は矢沢ファンでもなんでもない。
しかし糸井重里さんが「成り上がり」のライターであったということから興味を持ち、「成り上がり」を買って読んでみたりして、最近少し気になっている。
(そういえば、5年くらい前、取材で1メートルくらいの距離で生矢沢を見たこともあった)
番組では、コンサート会場でE.YAZAWAのバスタオルを投げるオヤジたちの実生活が興味深かった。
オヤジたち、と思って見ていたものの、10才ほど年上の人たちがほとんどで、この人たちと自分は10しか違わないのか、と驚く。
10年後は私もこんな風貌に?
と思うと、なんとも言えない気持ちになる。
完全にオヤジになる前に、やっておかなくてはいけない。いろいろと。