秋の収穫日

最近風邪でボーッとしてるからか、
電車に乗り間違えたり、
乗り過ごしてしまうことが多い。
というか、ここんとこ、ほぼ毎日だ。

今日は東急田園都市線の用賀駅を目指したが、
気がつくと、大井町線の野毛(?)とかいう駅に着いていた。


すっかり日常のひとこまとなりつつあり、乗り過ごしたりするのは当たり前。
と心のどこかで思い始めている自分を、どうかと思う。
大人として。


用賀駅に行ったのは、?出版社に呼ばれたから。
雑誌「北欧スタイル」で北欧映画の小特集をやってほしい、とのこと。
北欧映画って?
アキ・カウリスマキとか?
ラース・フォン・トリアーとか?
その程度の知識しか持ち合わせていないゆえ、一瞬お断りしようかと思ったが、
「良い機会だから勉強しながらがんばればいいじゃん!」
とポジティブな自分が勝って、お引き受けすることに。


その編集部の方(男性)が、今月末に子供が産まれるとのこと。
「子供ができると、けっこういろいろ変わりますよ」
なんて話したりする。
一番変わったのは、ちょっとポジティブになったこと。
前に進むしか、道がなくなったこと。
かもしれない。


打ち合わせの後、時間が空いたので、ようやく『チャーリーとチョコレート工場』を観る。
作家性があって、エンターテイメントで。
ティム・バートン、脂がのってて、スヴァラシイ。
その後に試写で観た、新藤兼人さんの孫娘である新藤風さんの第2作『転がれ!たま子』も、作家性があって、エンターテイメント。どことなく“和風アメリ”な感じもして、好みの映画だった。


夜、金スマ川嶋あいで、秘かに号泣。
花より男子』で、井上真央ちゃん萌え〜。
笑いあり涙ありアートあり萌え〜ありの、秋の収穫日。