視聴率をとる方法

取材テープの、テープ起こしの1日。
相変わらず苦痛な作業。
ではあるけれど、この数ヶ月の多忙で鍛えられたせいか、少し作業スピードが上がったような気がして。
よりスピードをより上げることに楽しみを見いだしてみたりする。
その要因は、ブラインドタッチができるようになってきたことのような気がして。
家人にそう告げると、「そんな仕事してて、今までブラインドタッチじゃなかったの?」と驚かれたりもする。
そうか、それで原稿書きが遅かったのか私は。
と、今までそれに気づかなかった自分に驚いたりもした。


今期の高視聴率ドラマ「電車男」最終回。
映画版も観たが、ドラマ版の方が圧倒的に面白かった(最後の2話くらいは少し間延びしたけど)。
作り手が楽しみながら自由に作っている感じがしたし、何よりも伊東美咲がおそろしく良い。
ドラマや映画の作り手が、ときに小難しい理屈をつけて作ったりしてるけど、そんな理屈をこねなきゃいけない作品は実は大して面白くなくて。
映像なんだから、一番大事なのは、出てる人がかわいく(かっこよく)映ってるかどうか。
女優さんなり俳優さんなりが輝いて映っていれば、それだけで「観たい!」と思うはず。
そういう意味では、(髪型やメイクの力もあるかもしれないけど)伊東美咲が輝いていたし、そういうふうに撮れたのが、このドラマの勝因だと思う。
そう考えると、ほかのドラマや映画は、女優をかわいく撮れなさすぎ。
視聴率を稼ぎたいなら、そこにこそ力を注ぐべきだと思う。


あと、観ながら感心したのは、ネット特有の言葉づかいや、絵文字。
自由な言葉操りが、とても刺激的。
興味はあってもあまりネット言葉に明るくなかったので、勉強になりました。
ああいう絵文字って、雑誌の仕事とかで使っちゃダメなのかしら?