新聞嫌い

tmrweb2004-11-30

「新聞を、読みなさい」
「新聞ぐらい、読まなきゃ」
こう言われて育った。
あるときは受験の小論文のために、あるときは就職活動のために、あるときはビジネスのために……。
家人の希望もあり、現在「朝日新聞」と「東京新聞」をとっているが、いまだに、新聞の何がそんなに大事なのかが、よくわからない。
むしろ、新聞が、嫌いだ。

理由はいくつかある。
まず、面白いと思えない。
自分があまり政治や経済や事件に興味がない人間だからだろうけど、読みたいと思う記事が少ない。文章も、堅いし、素っ気ない。
さらに、見た目が良くない。
文字だらけで、写真が載っていたとしても、味わいのない写真ばかり。レイアウトも美しいとは言えない。
そして、かさばる。
まずあんなに大きくては読みにくいし、毎日毎日やってくるので、毎日毎日増えていく。読む時間さえとれない多忙期には、どんどん積み重なっていく。部屋の空間を新聞が侵略し、古新聞回収日が待ち遠しくてたまらなくなる。

明日は、待望の回収日。
ここ2週間ほど新聞を広げる余裕さえ無かったので、山のように積まれた新聞を前に途方に暮れた。
そのまま廃棄しようかとも思ったが、このまま捨てるのもシャクなので、広告も含めざっと目を通した。
夕方から読み始め、午前0時をまわってしまった……。
こんなことでは、新聞を読むだけで一生が終わってしまう。
こんなことでは、新聞に人生捧げてしまう。

嫌いな、新聞に。


追:古新聞をヒモで結ぶのがまた面倒。
うまく十文字結びができなくて、いらいらいらいら……。