ママトモになる?

またちょっと風邪ぎみの1.7ヶ月児を保育園に送ったあと、8月に発売される本の編集作業を本格的に開始。
まずは簡単な企画書を作り、方々へ電話&FAX。
こういう編集者の仕事は1年ぶりくらいなので、電話一件するのもひと苦労。
もともと極度に電話が苦手なうえに、相手は、自分のことを覚えていないかもしれない、くらいの関係の人たち。
いやがおうにも緊張し、受話器を持ったまま「どう言おう……」と悶々とし、5分後くらいに意を決してダイヤル。
そうしてお電話した相手のなかに、「いま、ちょうどTさんのブログを見てました」という方がいて、「そそそ、そんな、なぜ……」と焦り、どもり、なぜかスミマセンと謝ったり。
先方も驚いていらっしゃったけれど、電話をした相手が、たまたま自分の日記を読んでいるというのは、そうとうヘンな状況。
しかも、すっかり子育て主夫日記と化したこのブログ……。
なんともいえない気持ちになりつつも、自分のことを忘れずに、遠くから見守ってくれている人がいるということは、とてもありがたいことだと思う。
いつかそういう方々に恩返しをしたいものです。


夕方、少し早めに保育園に迎えに行き、1.7ヶ月児を病院へ連れていく。
待合室で、隣にいたママさんに「F保育園ですか?」といきなり話しかけられ、「?」と思いつつも、「あ、はい」と返事をすると、「保育園で見かけたので……」と言われる。
保育園で目立っているのだろうか、私は。
私はこれをきっかけに、ついにママトモができたりするのだろうか。
昼間のカフェでママトモの集いに加わり、「○○ちゃんのママはどう思うの?」なんておしゃべりしたりするようになるのだろうか。
うーん、、、無理。
無理です、私には。
いや、そこをおして、1.7ヶ月児の友達づくりのためにママトモの輪に入るべきなのかもしれない──。


なんてひとりで考えていたら、声をかけたママさんはいなくなっていた。