tmrweb2006-04-03

今日から私が家人になった。


朝。
元家人がばたばたと会社に出かけ、1.5ヶ月児とふたりきりになった。
朝食を食べ、朝食を食べさせ
歯を磨き、歯を磨かせ
皿洗いをし、洗濯物を干し、
「ん、うあ!」とテレビを指すのでつけてみると
ピタゴラスイッチ」が放送中。
1.5ヶ月児の最近のマイブーム「アルゴリズム体操」を食い入るように観る。
そうこうしている間に時間になったので、ベビーカーに乗せて保育園へ。


初めての保育園。
親の方が緊張して、その近くの公園で息を整えてから入る。
すれ違うママさんたちから「おはようございます」と言われ、知らない人から声をかけられるの妙だけどそれがこういう世界なのだなと思いながら教室へ。
遅れちゃいけないと早めに家を出たため、一番乗りだった。
保育士さんに言われるがまま持ってきた荷物(おむつや洋服など)を棚に入れていると、1.5ヶ月児が不安そうな顔で立っていた。
そして荷物を置き終え、立ち上がろうとすると、泣き出した。
保育士さんに「早く行って」的な無言の圧力を感じた私は、泣きわめく1.5ヶ月児を置いて教室を出た。
身を裂かれるような思い、とはまさにこんな思いなんだろう。


これからしばらくは、子供が保育園に慣れていくための「ならし保育」期間。
今日は1時間、明日は2時間……と、あずける時間を徐々に増やしていくことになっている。
1時間、保育園近くの喫茶店で待つことにした。
一応、時間つぶしに本を持っていったが、ソワソワしてとても読む気になれず、ひたすらボーッとしていた。
ボーッとしていないと、白昼堂々涙流れる、なんてことになりそうだった。

1時間後、お迎えに行くと、子供たちはみんな教室の外へ。
そんななか、保育士さんが3人の子供をおんぶしていた。
その子供たちは泣いていて、まさかと思うと、ウチの子がそのひとりだった。
「ずーっと、泣いていたんですよおぉ。こんな調子ですから、明日も1時間でお願いします」
と言われる。
まあ、よし。
ゆっくりいこう、1.5ヶ月児!