私(ワタシ)になる

W取材デー。
午前は、『ヨコハマメリー』というドキュメンタリー映画の監督・中村高寛さん。
この作品で監督デビューとなる、齢30歳の方。
自分のことを「私(ワタシ)」と言う姿が印象的。
英語の「I(アイ)」や、中国語の「我(ウォー)」のように、定められた一人称がない日本。
ある人は「オレ」と言い、ある人は「僕」と言う。
たまに「オイラ」と言う人もいたり。
そんななかで「私(ワタシ)」を使う男性は私の周りには少なく、だからこそなんだか刺激的だった。
男性で「私(ワタシ)」。
私も大人なんだし、そろそろ口語でも「ワタシ」を使ってみるか。


昼、オダギリジョーさんと香川照之さん主演の『ゆれる』の完成披露試写へ。
残り1席、というところで座れず、最初の舞台挨拶を立ち見しただけで帰るハメに。
残念。


夜、SABUさん取材。
お会いするのは、去年の『映画監督になる '05』という本での取材以来。
どちらかというと口数少ない方だが、今日はとてもよく話してくださり感謝。
ちょっとづつ心開いてくれる……といいのですが。
私(ワタシ)に。