ぶれルンです

ニコンフィルムカメラの製造を中止するとのこと。
小さなニュースだけど、ちょっとショック。
というのも、かつて、ニコンフィルムカメラを愛用していたから。
それは中古で買った「FE」というカメラで、パシャリというシャッター音と押した感触が好きで、また、ちょっとカタめだけどほどよくソフトな映り方が好きでした。
どっちやねん、と言われそうだけど、つまり、なにを撮ってもそれなりにイケるカメラだったのです。
そのカメラで、大学祭の写真展(写真部だったのです)での人気投票で一番になったこともありますよ。
ああ、そうですよ。
今となってはまあ、ちょっとした自慢ですよ。
斜に構えて自慢する必要もないわけですが、自慢することに慣れていないため、ナナメ下45度からお伝えしていますよ。


というわけで。
ニコンは今後、デジタルに力を注ぐそうですが、デジカメも、もはや飽和状態で、機能に差がつきにくい。
そこで各社が力を入れているのが、手ブレ補正機能だそう。
うーん、そんなことに力を入れてどうする?
ブレて何が悪い?
ブレるよ、そりゃ。
生きてるんだもの。
動いてるんだもの。
にんげんだもの
みつをオチしてしまいましたが、何を撮っても手ブレするワタシは、本当にそう思うのです。
手ブレする方がふつうだと。
問題は、子供の写真がブレていると、家人に怒られるということだけですよ。