恐るべしオーラ

都内某所で行われている、ある映画の撮影現場取材へ。


現場に着いて一服していると、背後にも一服している人が。
頭はぼさぼさ、無精ひげボウボウ。
いかにもハードな現場で何日も家に帰れていないスタッフさんといった風貌。
しかし良く見ると、それはクドカンさんだった。


あれだけのカルチャーヒーローでありながら、あのオーラの薄さは……。
逆に、ちょっと凄すぎる。
あまりの驚きに言葉もなく、久しぶりの対面だというのに、「あ、ども」となんのへんてつもなさすぎる挨拶を交わしてしまった。
朝から夕方まで現場にいたが、一番印象に残っているのは、そのことだった。