電話取材OK

今週は、なんだかんだで毎日取材だった。
今日は、電話での取材2本。
このために、このあいだ、電話の声を拾うマイクを買った。
見た目はほとんどイヤホン。
それを耳に入れて、電話の声を拾うのだ。
なんだかわけもなく秘密探偵のような気分になれる。


どれだけ音が録れるかわからないという不安もあり、これまで使ったことがなかったけれど、案外これがよく録れる。
最初は違和感があるけど、馴れると、実際に会うより良いところもある。
実際に会ってインタビューをしていると、「相手の目を見なくていけない」とか「取材相手の横に座っているマネージャーの目が気になる」とか、いろいろあって、相手の話の内容に集中できないときがある。
でも、電話だと声に集中できるので、どんどん頭のなかに向こうの言葉が入ってくる。
向こうの言葉が入ってくると、自然と次の質問も浮かんでくる。
電話線で繋がっているのは、自分と相手だけ。
邪魔な人や目がない。
結果、あんがい良いインタビューになっている(と、思う)。


電話取材、ツカエル!


追:
「すべての取材が電話取材ならいいのに」
と、言うと、家人にたしなめられた。
「それじゃ、人とのつながりが、顔が繋がっていかないでしょう」
たしかに。
そこが弱点だけど、でも、弱点は、それだけだ。