『狸御殿』という鈴木清順さんの新作を観る。
チャン・ツイイーとオダギリ ジョー主演。
なぜ彼女は、この映画を選んだのか。出たことを今、どう思っているのか……。
観ながらそんなことが気になるのは、私だけではあるまい。
試写会場じゅうに、そんな「？」マークが飛び交っていた（ように思う）。
映画自体は、相変わらずの清順美学ワールド。
そのとてつもない自由さに超・脱帽！
死んだ人まで、勝手に（？）生き返らせて出演させるなんて（美空ひばり）。
なんてアナーキーなじーさんなのか。
あまたの映画は、「映画とは」に囚われすぎだと、改めて思った。
